小児がんと向きあう方々とともに…
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がんと雇用と社会
2010年02月12日 (金) | 編集 |

ひと月のうちに満月が2回あるとき、2回目の満月のことを
「ブルームーン」と言うって今日初めて知った しろ~ です。

去る1月1日と1月30日が満月で、来月も、
3月は満月が2回あるブルームーンの月ですよ~。

めったに無いことだそうです。





さて、今日はまじめなお話ですよ。

先日、福岡で行われた“がんタウンミーティング”

この席上で、私は

「小児がん経験者のみならず、大人のがん経験者でも治療の長期化や、
 体力の低下等から企業から不当に解雇され、離職せざる得ない人たちが多くいる。
 がんを患う人が今後も増加していくであろうと予想されるが、
 企業・行政・地域といった社会全体が、がんを患って社会弱者と
 なった人への雇用維持や取り組みに対して、遅れている!
 
 がんを患った従業員への不当な解雇には、国(厚労省)や、地方行政は
 企業側にペナルティーを与えたり、雇用を維持する企業には助成や減税
 をするといった支援策を検討していただきたい!」


と述べさせていただき、アンケート用紙にも同様のことを記入して
ワーキンググループのアンケート回収BOXに入れました。



雇用の対策って社会ではそもそも、どんな仕組みになっているのか‥。

厚生労働省のホームページでいろいろと勉強してみました。
       ↓
厚生労働省-雇用に関するページ-


ざっと読んでみて、私は小児がん経験者の立場から
申し上げたい。


私たち小児がん経験者の中には、病気が治ってから

普通に社会復帰できる人。

障害者認定に認められる障害や後遺症が残る人。

そして、
障害者認定と認められない程度の軽度の機能障害や、
目には見えない内部の障害や後遺症が残る人。

と、現行の雇用対策、障害者対策の枠に当てはまらない
微妙な立場に位置する人も多くいます。


障害者雇用について厚労省はホームページの中で、

障害者の就労意欲は近年急速に高まっており、障害者が職業を通じ、
誇りをもって自立した生活を送ることができるよう、障害者雇用対策を進めています。

障害者の雇用対策としては、まず、企業に対して、雇用する労働者の1.8%に
相当する障害者を雇用することを義務付けています(障害者雇用率制度)

これを満たさない企業からは納付金を徴収しており、
この納付金をもとに雇用義務数より多く障害者を
雇用する企業に対して調整金を支払ったり、
障害者を雇用するために必要な施設設備費等に
助成したりしています(障害者雇用納付金制度)

また、障害者本人に対しては、職業訓練や職業紹介、
職場適応援助者等の職業リハビリテーションを実施し、
それぞれの障害特性に応じたきめ細やかな支援が
なされるよう配慮しています。


と、謳(うた)っているのです。


ある内科Drが医療講演会でこう言っていました。

その昔、日本は結核などの感染症が死亡原因の上位を占めていましたが、
医療の発展から感染症を乗り越えてきたからこそ、現代は死亡原因の上位に
“がん”が増えてきたのです。と‥。

では、厚労省のがん対策はというと、
現在、国民の2人に1人が“がん”になり、
そのうち3人に1人が“がん”で亡くなっていますよ。

ですから、予防が大切、早期発見が大切ですよ!
がん検診を受けましょう!って言っています。

ごもっともです‥。

しかし、ちょっと待った!!!!

上記の事をよく読めば、

国民の2分の1が“がん”になって、
そのうち、3分の2は生存して、
がん経験者になるってことですよ。


厚労省は障害者の雇用対策のような仕組み、つまり
がん経験者雇用率制度やがん経験者雇用納付金制度といった
がん経験者の雇用についても急ピッチで進めることが
必要だと感じますが、読者のみなさんいかがですか?
(この意見に賛同される方は、↓拍手ボタンをクリックしてください)


また、私はごく最近知ったのですが、障害を持った方へ特化した
求人情報を提供しているクローバーナビというサイトと、
クローバーという機関紙があるのをみなさんはご存知ですか?

クローバーナビ


がん対策、がん経験者の雇用についての法の整備されれば、
ビジネスチャンスとして、このクローバーナビのように
がん経験者に特化した求人情報を取り扱う企業なんかも出現し、
就職することができたがん経験者は、地方行政、国へ税金を
納めることできるので、税の収益も増え、国や地方の財源を支え、
がん経験者の雇用をもっと推進できると私は思うのですけどね‥。


最後に‥

(財)がんの子どもを守る会は、小児がん経験者が社会復帰できる手助けに
なるようにと、支援活動に取り組んでいます。
        ↓
(財)がんの子供を守る会 小児がん経験者の自立支援


小児がんはあらゆる“がん”全体からすると、発症率や人口比率が
とても少ないのですが、確実に毎年小児がんを発症する子どもたちが
いるのです。

小児がん経験者は、人生の早い段階で病と闘い、生死を見つめ、
乗り越えてきた苦労を心に刻んで社会へと出ていきます。

ひとりひとりの体験は、社会の中で多くの人々へ希望や、
勇気を与えてくれ、社会に理解の輪を広げる大きな役割を
果たすと私は感じます。

その彼らを支援する制度や、体制も私たち経験者、支援者から
もっと大きく声をあげていかないといけませんね‥。





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コメント
この記事へのコメント
本当に・・・
大人の癌が治ることももちろん大切だけれど、
治ったあとの人生の長さが、
大人の癌と、小児がんではぜんぜん違うことを、
もっと真剣に考えてもらいたいですよね!

今日も、薬剤部から、なくてはならない薬を削除したい
(成人に比べると、小児量の処方の数が少ないから)
と、言われ、激怒!

その薬を使う、1歳から6歳までの数が
大人の数の10分の1なのは当然でしょう!
だから、その薬がなくなっていいわけがないでしょう!!

あ~!せっかく若返っている途中なのに・・・
シワがふえそうですよ~!何とかして~!!
2010/02/13(土) 00:36:34 | URL | Iせんせい #Lga8IBmI[ 編集]
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