小児がんと向きあう方々とともに…
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「がん対策に関するタウンミーティング」に行ってきました。
2010年01月25日 (月) | 編集 |
こんばんは、しろ~です。

もう、日付が変わってますね‥。

1月23日(土)に社団法人 福岡県看護協会 ナースプラザ福岡を会場に

「がん対策に関するタウンミーティング」 ~みんなでがん対策を考えよう~

が開催されました。

どのようなタウンミーティングかと簡潔に述べますと‥


厚生労働省がん対策推進協議会の委員
(省庁職員ではなく、医療従事者やがん経験者などの一般人)
の代表者の方々が福岡に来られて、現場の生の声を聞き取り、

上記のメンバーの中から選出された提案書取りまとめワーキンググループと
呼ばれる方々が現場の声を提案書に取りまとめ、厚生労働大臣に提出し、
がんを取り巻くさまざまな視点から環境を整備していこうというのが主旨です。

もっと簡単に言うと、

がん対策を国家が主導でやっているだけでは、がん患者や、その家族や、
医療従事者や、がん対策に携わっている地方自治体の担当者といった
がんと向き合う現場の当事者の方々の苦労や、不便、悩みなどを発言してもらい、
提案書に取りまとめて、厚生労働大臣へ届ける!!!

さらに、もっと簡単に言うと!

厚生労働大臣に直接言いたいことを全部まとめて、代弁してくれる!!

ということです。

タウンミーティングっていえば…
小泉政権で騒がれたような事前のお膳立てや、発言者があらかじめ決められているような
悪いイメージがある方もいるかも知れませんが、今回行われたタウンミーティングは、
そうしたものではありません。

誰もがぶっつけ本番です。

主催者側も、参加した来場者も対等に、平たく意見を述べる場になっていました。

このタウンミーティングは、平成20年度からはじまったそうで、
昨年度は東京都・宮城県の2箇所で。

今年度は全国6県で開催が予定されており、その3カ所目が福岡県で行われました。

会場には、およそ100名ほど来場されていて、

3時間の開催時間のうち前半90分は、
タウンミーティングの主旨説明や、現在の日本国内の
がん実態の説明、福岡県の取り組みとその実情などのお話があり、

こちら側が発言するに当たり、やみ雲に発言するのではなく、
話をしやすいように、意見をまとめやすいようにと、

下記のように小さく分けて13項目、大きく分けて3項目、

1、がん対策全般
2、がん計画の進捗・評価
3、放射線療法および化学療法の推進と、医療従事者の育成
4、緩和ケア


を30分

5、在宅医療(在宅緩和ケア)
6、診療ガイドラインの作成(標準治療の推進と普及)
7、医療機関の整備等(がん診療体制ネットワーク)
8、がん医療に関する相談支援および情報提供
9、がん登録

を30分

10、がん予防(たばこ対策)
11、がんの早期発見(がん検診)
12、がん研究
13、疾病別(がんの種類別)の対策

を30分

といったようにテーマで区切って、話やすくしてありました。

後半90分は、来場者の方々がとても多かったので
一人に1分の時間制限で発言をする場が与えられて、
立場の違う人、病気の違う人、生活環境の違う人などの
いろんな声が聞けて、私もとても勉強になりました。

ちなみに、一人でも多くの方の声を聞くための工夫として
1分経つとチーン!とベルを鳴らして教えてくれました。
さらにちなみ、1分過ぎると30秒ごとにベルが2回、3回と鳴っていました。

会場は緊張感にも包まれていましたが、ひとりひとりの発言者から、
それぞれの立場の本音が聞けて、私も先日当ブログで書いていた
小児がん経験者への行政、企業を含めた社会環境の改善を
意見として述べさせていただきました。

具体的に言うと、

身体障害者手帳や、療育手帳など
交付対象とならない程度ではあるものの、体力の無さや、
低身長や筋力の低さなど身体的苦労や、臓器や内分泌の機能低下
などで悩んでいて、生活や就労に困窮している仲間もたくさんいます。
健常者と障害認定者の間にあって苦労している人にも目を向けてほしい。

日本の社会の仕組みでは手の行き届いていない社会困窮者たちは、
小児がんに限らず、大人のがん、その他の疾患にも同様にあるはず。

景気悪化、少子化、高齢化社会ということもあり、国も地方行政も
財源に苦しんでいる。

私たち小児がん経験者の支援を税金による補助などで負担することに、
国や地方は素直に首を縦には振れないのが実状でしょう。

保障の枠組みを増やす!という発想では無く、働きやすい環境を
整備して、私たちが自立しやすいように、そして、税金を少しでも
地方や国に収められる様に変えてほしい。

そして、C型肝炎の治療をした自分や、がんで亡くなった父が体験した
病気をしたことでお荷物扱いをされて、不当に企業から解雇されてしまう
この現実社会を改善する為に、そうした企業が病気療養中の社員を
安心して雇用継続できるように国と、地方自治体は支援する体制作りと、
企業が不当解雇した場合にはペナルティーを与える社会制度の施策を
検討してほしい!
(たとえば、企業に対して社会保険料の加算や、法人税の加算など)
という意見を述べさせていただきました。
(1分20秒くらいは話したかも…ごめんなさい。)


とても有意義で、とても大切な場だと感じました。

ワーキンググループの代表者の方が最後にこう言われていました。

「みなさまの声すべてがいますぐに施策に反映するわけではありません。
 昨年度の提案書の意見も、まだ2割くらいしか活かされていません。
 今年度の提案書も、きっとその程度の進捗になるでしょう…。
 でも、声をあげなければ何も変わらないのです!だから、続けましょう!」

また、来年も福岡でぜひ開催していただきたいと思いました。

会場で配布されていたアンケート用紙には、発言できなかった方にも
意見を書くことができるように配慮されていて、
このタウンミーティングで発言できなかった方や、言いそびれたことがあった方も、
その用紙に自分たちの意見をみなさん一生懸命に記入していました。

来場者がほとんど出払った後も会場に残っていた私は、
そのアンケート用紙をワーキンググループのみなさんが丁寧に、
大切に両手で運んでいる姿が印象的でした…。

他の県でも、どんどんこのタウンミーティングをやってもらいたいです。



ご報告、以上です。

さて、寝よっと。(いま深夜2:30です…)


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コメント
この記事へのコメント
タウンミーテイング
皆さん、i先生、お忙しい中タウンミーテイングに出席くださってありがとうございました。

関係者が一同に集まって意見を述べてもらいたいとず~っと思っていた念願のタウンミーティングでした。

タウンミーテイングが開催され、今からがスタートラインです。

県の協議会では認識不足でややもすればへこたれそうになりますが、皆さんの声を背負ってもう少し頑張って会議に臨みます。

2010/01/26(火) 00:44:08 | URL | ビッグママ #-[ 編集]
ビッグママのおかげです!
ビッグママがいなければ、このタウンミーティングの情報も
知ることなく終わっていたでしょう。
それぞれの立場で、主張することができてよかったです。
(私も、予定外に、主張してしまいました)

頑張っているからこそ、言えることだったと思います。

大きな1歩 前進!

これからも、力を合わせて頑張りましょう!!
2010/01/26(火) 01:08:01 | URL | Iせんせい #Lga8IBmI[ 編集]
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