小児がんと向きあう方々とともに…
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

熱い想い・・・
2009年03月14日 (土) | 編集 |
みなさん こんばんは

Iせんせいです。

3月も半分が終わり・・・・
今年度中(3月末まで)に終えなければならないリスト
を 横目で見ながら・・・、
それでも・・・・、
今日のうちに書いておきたい想いを、書かせていただきます。



昨夜の小児科のカンファレンス(正式にはGrand Round)のことです。

時々、外部の先生に来てもらって、講演をしていただくのですが、
昨夜は、当科血液グループ U先生の高校時代からのお友達・・・
(U先生は、しろ~くんと同じ北九州の出身。区は違うけど)

U先生とK高校ラグビー部つながりでのゲストとは・・・・、

「NPO法人 ロシナンテス」の理事長で、
今年1月11日のTBS系「情熱大陸」でもとりあげられたという
ドクター 川原尚行(外科医) でした。

(残念ながら、私はこの番組を見ていませんでした)

ドクター川原は、九州大学 外科の出身で、
大学院を卒業すると、外務省の医務官として
アフリカのタンザニアに赴任(3年間)。
その後スーダンに赴任している間に、
日本政府との外交はとだえることになり・・・、

一医師としてスーダン人のために何か出来ないか と、
外務省を辞め、スーダンで医師免許を取得して、
医療活動を始めたそうです。
活動を手伝ってくれているのは、偶然に再会した
K高ラグビー部の後輩たち。

そして、2006年にはNPO法人として内閣府認証を受け、
スーダン共和国にて国際NGO(非政府組織)として登録されました。


スーダン・・・・?
 講演を聴くまで、場所もよく知らなかったのですが、
 アフリカ大陸最大の国で、
 エジプトの南、ナイル川の上流にあります。
 (ってことは、私の好きなミュージカル アイーダの
 生まれ故郷・・・ってことですね)
 ・・・って、そんなのんきな話ではなく 

長い間内戦が続き、国民の多くは貧困で苦しんでいて、
水道も、電気もない・・・。

いただいた ROCINANTES のパンフレットによると、
国民総所得は日本の約50分の1
平均寿命は 日本の82歳に対して・・・49歳。
4人に1人のこどもは、5歳まで生きることができないと。

日本から、中古のバンに、医薬品や中古の医療機器を詰め込んで
持ち込んだり(K高ラグビー部のエールあり)、
中古の救急車を送ったり(右ハンドルの車を入れるのが大変だったとか)、
村人たちと同じ生活をしながら、信頼関係を築いた上での医療活動。

「外務省を辞めて、なぜスーダンのために・・・?」
の質問に・・・、自分でもその理由が定かではなく
「自分は、日本男児だからです」と答えた・・・という話もありました。

ようやく村の診療所の活動も軌道に乗ってきて、
今は、スーダン人の手で運営が出来るようなサポートを心がけている。
病気の予防のために、安全な飲み水を確保するための取り組みを始めた・・・
と、なんともスゴイ・・・、素晴らしい話。

しかしながら、今年3月になって、スーダンのバシル大統領には、
ICC(国際刑事裁判所)より、国際逮捕状がでており、
より治安の悪化が懸念される。

それでも、スーダンの人たちのために・・・
明日(3/15)、スーダンに向って出発されるそうです。



その熱き姿に、当然、涙・・・でました
日本人の誇りですよね。

そして、ロシナンテスの協力会員になりました。

すると、すぐに会報をいただきました。
その会報にも、心打たれたので、
一部抜粋してご紹介したいと思います。



会報「遠回り」創刊号より

「人生、遠回り」 ロシナンテス理事長 川原尚行

 ロシナンテスが内閣府にNPO法人として登録されて
2年半経過しました。

 ロシナンテとは、ドン・キホーテが乗るやせ馬の名前です。
私自身、世界にとってちっぽけな存在、
つまりロシナンテでしかありませんが、
皆様方と力を合わせて、
ロシナンテがロシナンテスとなれば、
きっと何か新しいものを生み出すことができる

と信じて命名しました。
 (中略)

 人生、遠回りしてこそ、見える風景があると思います。
安易に近道をするより、失敗をくりかえしながら、
「こんちくしょう」と思い、前に進んでいくことが必要なのだと
思います。その足跡が、たとえ遠回りだとしても、その後の
人生を生きていく上で足腰を鍛えられることになると思います。
その意味で、このロッシー通信を「遠回り」と題させて
いただきます。

 アフリカ・スーダンでの活動は、人のために行っているとは
思っておりません。
ふと、日々、勉強させられている自分に気がつきます。
これは、自分のためなんだと!

 (後略)



このロシナンテスの活動・・・
SmileDaysの活動にも、共通して見える部分があるなぁ・・・
と、感慨深く、読み返し、このブログでも紹介することにしました。



講演後、いろんな質問が出たのですが・・・
北九州に残っている家族・・・、高校生の長男、中学生の長女、
小学生の次女を、高校時代ラグビー部のマネージャーをしていた
奥様が、学校の先生をしながら育てている・・・と。
1年に数日しか家族一緒にいれない生活だけれど、
お父さんの背中を見ながら、上の二人はしっかり育っている・・・
末っ子の小学1年生がわかってくれればいいけれど・・・と。

それから・・・
日本に入ってくる情報と、現地のことは、ギャップが大きく、
実際にその地に入ってみなければ、真実はわからない、と。
そして、アフリカに行って、
日本の良いところがたくさん見えてきた。
日本の医療保険制度は世界で最高なのに、
批判ばかりをするから、悪いほうに変わってきている・・と。


今回の、10日ほどの帰国の間に、日本国中で
大学を中心としたたくさんのところで講演をされてきて、
学生のギラギラとした熱い眼差しに、元気をもらったそうです。


私も・・・数日の見学だけでしたが、
インドの田舎町での人々の生活、貧しい医療体制にショックを
受けながらも、一般の人たちが自分に出来ることを見つけながら
人の役に立てるように頑張っている姿に、心打たれたものでした。




みなさん、
 いろんなことに挑戦して、視野を広げていくこと。
 自分に出来る小さなことをやる勇気。
 仲間とともに、力をあわせて歩んでいくこと。
 そして、仲間との出会い、大切にしましょうね。



これからも、どうぞよろしく。

ロシナンテスのホームページ(+ブログ)も、どうぞご覧くださいね。
http://www.rocinantes.org/ 
(ごめんなさい。
しろ~くんのパソコンがつながるようになったら、
リンク貼ってもらおうと思います)


長文を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 by Iせんせい
スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
コメント:
パスワード:
非公開にする: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。