小児がんと向きあう方々とともに…
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

C型肝炎のこと その2
2009年01月09日 (金) | 編集 |
しろ~です。

前回の続きをどうぞ。





私が投与していたインターフェロンは1回につき3600円。
それが週3回で10800円。
リバビリンは1週間分でたしか8000円。

一週間におよそ20000円が治療費に消えていく…。
1ヶ月の請求は、80000円を超えていました。

当時は高額医療費の制度も貸付制度しかなくて、
詳しく言うと、
毎月、いったん病院の窓口で精算して、それから
社会保険事務所に病院で出してもらった証明書を
持参して、申請書に記入して、その1ヶ月後に
支払った治療費の自己負担上限をオーバーした分の
8割が戻ってきて、そのさらに2ヶ月後に残りの端数の
金額が返還されるというなんともめんどくさくて、ややこしくて、
お年寄りや体の不自由な人や、私みたいに通院でキツイ治療
をしている人にとっては、とても負担がかかるようなヒドイ制度でした。
(当時の私の所得では、自己負担額の上限が最初の3ヶ月が
76000円でそれ以降は42000円くらいだったかな)


現在の高額医療助成制度は、そうしたわずらわしさや、
患者の経済苦を緩和するために病院の窓口で自己負担額を
支払えば、自動的にあとは病院が国民保険、社会保険などと
やりとりするようになって、とっても簡単になりました。

会社を辞めて、収入が減って、アルバイトで治療のための
時間とお金を工面するのにとっても苦労した経験は未だに
忘れられません。

ただ…

私はまだ完治はしていません。
治療の成果があって、肝機能が正常に戻り、
いちおう、健康な体になっただけです。

治療前はとにかく毎日、体が重い、だるい…。
治療後は、体力が戻るにつれて、体がとても
軽くなったのを実感しました。

しかし…

私の体には、いわば時限爆弾がついている…
といったところでしょうか。

これから先、数年から十数年経ったらもう一度、
肝炎の治療が必要になるかもしれません。

薬害肝炎の報道をTVで見ていると、知らず知らずに
感染した俺たちは放置か?っていつも思っていました。

C型肝炎治療が終わったとき、主治医からこんな事を言われました。
「私のところでインターフェロン治療をしたほとんどの患者が、
経済苦や、精神的な苦痛に耐えられなくて、治療の途中で
やめる人がほとんどだけど、君はホントに良く頑張ったね!」って。

白血病の治療を乗り越えてきた経験があったからこその
忍耐力のおかげだな…。
後々ですが、そう、つくづく思いました。

生老病死。
人の生涯のなかで避けられない、すべての人に備わっている運命。
この世に生まれ、日々老いていき、病気に罹り、いつの日か
誰もが死を迎える。

病気は私に大切な事を教えてくれました。

病気をしたときの辛かったことや、乗り越えたときの喜び、
仲間を失ったときの悲しみ、支えてくれた人たちへの感謝。
病気に罹った人は、乗り越えたあとに生きることへの感謝や、
他への優しさ、自分にしか出来ない使命を知る事など、
人生に深みが増します。

医療従事者以上に、病気の体験をした人こそが、
いま病気で苦しんでいる患者さんやその家族の
不安を払い、その方たちの未来に希望を与える
ことのできる存在であり、そして、その行動こそが
自分の病気の体験や、自分の存在の意味を自分で
知るための大事な作業になるのだと私は申し上げたい。

C型肝炎に限らず、さまざまな難病や、重い病気と向き合う
患者にとって、法の整備が進み、新しい治療法や、治療の
為の環境がもっともっと良くなり、それによって救われた病気を
した人たちが、多くの人たちに生きている事への感謝や、
人生の深さや、命の大切さ、生命の重さ、大切な事を伝える事が
できれば、一人でも多くの人々の心により豊かな感性や価値観を
与えて、お互いが自分も他人も大切にできるような世の中になって
ほしいと私は心の底から望んでいます。



終わり。



スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
いつか私も、私の病気を乗り越えて、同じ病に苦しむ方に手をさしのべてあげられる自分になれたらと思います。

今は全てが病気のせいなのか薬のせいなのか、はたまた違う病気なのかと不安でたまらなくなる日もありますが、きっと乗り越えます。
2009/01/10(土) 01:02:24 | URL | akari #-[ 編集]
高額療養費
おはようございます。
私も高額療養費制度使ったことありますが、申請出して、1年近く戻ってこないことも多々ありましたv-390
今は入院時は限度額適用認定証というのをもらえば、限度額+食事代等まで払えばよくなりました。v-398
そのため、だいぶ改善されたのですが、緊急で入院した場合とかは、認定証が届くのにタイムラグがあるのでちょっと大変ですね。
通院時はまだ、高額療養費は従来通りのやり方なので、大変です。
詳しくは、病院の窓口などで相談すれば、SWさん等を紹介してもらったり、融通を利かせてくれると思います。
あと、貸付制度はまだ使ったことないので詳しくは知りません。
一昨年の段階では、この辺の手続きは病院は案内はするけどやってはくれなかったと思うのですが…
詳しい方、さらに情報をいただければ…
2009/01/10(土) 06:13:42 | URL | にゃおたん #taSY0CwU[ 編集]
No title
しろ~さま
お言葉に甘えましてさっそく
わがブログにこちらのブログを
リンクさせていただきました。
今後ともどもよろしくお願いいたします。
2009/01/10(土) 18:00:23 | URL | YUTAの母 #-[ 編集]
・・・・久々、泣きましたょ!
与えられた困難には、それぞれ意味があるんだ
って、再認識しました。

私も、頑張りますよ~v-410

akariさん。
 乗り越えられない困難は、与えられないはず。
 時間がかかっても、akariさんのおかげで、
 助けられる人がたくさんいると思います。
 
 しろ~くんが、多くの人を助けてくれているように。
私もたくさん助けてもらいました。
2009/01/10(土) 22:53:17 | URL | Iせんせい #Lga8IBmI[ 編集]
I先生へ
ありがとうございます

そうですね
明日の私を信じて、一歩づつ前へ、一つづつと向き合って歩いていこうと思います(*^_^*)
2009/01/11(日) 00:25:31 | URL | akari #-[ 編集]
こんばんは´U`●)
しろ~さん

まっつんが考えた人生で避けられない四字熟語は


幸笑嬉愛


です

幸笑嬉愛って書いて
まつ●じえりって読んだら
いいねっ


しろ~さんは絶対すごい幸せになりますね
2009/01/11(日) 01:45:32 | URL | まっつん #-[ 編集]
みなさんへ
ボスへ

そうですか。
ひさしぶりにボスのツボに入ったようですね。
フフフっ。


YUTAくんのお母さんへ

コメントをありがとうございました。
今夜のエントリーで、いつでもいっしょだよ♪をご紹介させて
いただきました。
これからもよろしくお願いします!


akariさんへ

ブログをリンクさせていただいたよ~。


まっつんへ

幸笑嬉愛って書いてまつ●じえり…って読めないけど…。
ポジティブなのがいいねv-410

幸笑嬉愛。
これも確かに避けては通れないなv-398

にゃおたんさんへ
高額療養費についてはWEBでは↓で詳しく載っています。
http://insurance.yahoo.co.jp/social/info/medical_major_04.html

ただ、にゃおたんさんのご指摘のように、各病院や、各行政で、
対応の仕方にばらつきがあるかもしれませんね。
2009/01/11(日) 02:32:53 | URL | しろ~ #SFo5/nok[ 編集]
そうですね
おはようございます。
そうなんですよね、
私みたいに計画的に入院する場合は、使いやすいのだけどv-411
緊急の場合v-451とかは、家族も動転してるから、
医療費のこととかまで、気が回らないことも多いかと思います。

私の場合、その翌年、確定申告して、医療費控除までしています。
今年は確定申告どうしようかな…
ってまだ気が早いですねv-388
確定申告はお早めに…(笑)
2009/01/11(日) 07:50:03 | URL | にゃおたん #taSY0CwU[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
コメント:
パスワード:
非公開にする: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。