小児がんと向きあう方々とともに…
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小児がん学会(in 幕張)の報告 ~日野原重明先生の講演会~
2008年11月23日 (日) | 編集 |
早いもので、幕張での学会から1週間が経ちました。
忘れないうちに~、 ボチボチと、
    Iせんせいからの報告を書きますね。


今回の幕張での学会は、
日本小児血液学会、日本小児がん学会、日本小児がん看護研究会、
がんの子どもと家族を支援する公開シンポジウム(がんの子どもを守る会
創立40周年記念)の合同でおこなわれたものでした。

通常、がんの子どもを守る会の公開シンポジウムは、
半日から1日だったのが、今回は2日にわたって行われ、
内容も盛りだくさんでした。

中でも、とても感動的だったのが、
聖路加国際病院理事長で名誉院長 日野原重明先生の講演でした。

残念ながら、ちょうど「小児がん経験者の会」の
 リーダー会~懇親会と重なってしまい、
スマイルデイズのメンバーは参加できませんでしたし、
木曜会の多くや、うちの小児科から来ていた他の3人も
所用で参加しておりません
(本当にもったいないことをしたな!って思いましたよ~)

日野原先生は、今年97歳になられ、
数々のミリオンセラーとなる著書で大変有名な方です。

今回の演題名は「子どもとわたし」

97歳で、元々内科医の先生に、子どもとの接点があるの~

・・・・と、おもっていたところ・・・、

講演が始まって、壇上での最初の行動は、
いきなり~!! バレー(踊る)の格好
足を真横にぃ~!90度までは行かないまでも、
75度くらいは上げられたのを見て、もうビックリでした
小学校に行って、最初にするのはこれだそうです。

なるほど!
笑って、緊張をほぐすのに、とてもいいですね
(でも、私には・・・できないよっ!!)

すごいですよ。
その話し方、動き方から97歳だなんてとても信じられない!


日野原先生は、10年ほど前に、
NHKの母校の生徒に授業をする番組の企画で、
出身の小学校で「いのちの授業」をして以来、
全国のいろんな小学校から呼ばれて、「いのちの授業」をされているそうです。
年々その授業数は増え続けているとのこと。

授業の際には、
聴診器をたくさん持っていって、隣同士で心臓の音の聴きあいをしたり、
血圧を測りあったりして、
子どもたちに生きていることを実感させる。
セミの一生の話をしたり
 (成虫の期間はわずか10日、さなぎの時期は数年から20年だと)
いのちの傷つく姿を見たり・・・・・


いくつか、とても印象的なお話がありましたので、ご紹介します。

まずは、
“大切なものは目に見えない”。 
という 星の王子様のお話。
大切なもの・・・・いのち、空気、時間・・・
いのちも時間も目に見えない。
自分の時間をどのように使うか、というのは、自分のいのちの使い方。

自分の命も他人の命もとても大切。
同様に、自分の国も、他の国もとても大切。
だから、命をなくす、戦争は絶対にいけない。
ってこと。


それから、
子どもたちと一緒に歌うという“シャボン玉”の歌の話。
  
1.シャボン玉とんだ
  屋根までとんだ
  屋根までとんで
  こわれて消えた

2.シャボン玉消えた
  飛ばずに消えた
  うまれてすぐに
  こわれて消えた

  風 風 吹くな
  シャボン玉とばそ

実は、この歌は、作詞者の野口雨情さんの長女が、
生まれてすぐに亡くなったことを詠ったもの だそうです。

小さい頃から、親しんできた童謡ですが、
「いのち」を考えながら歌うと、涙があふれてきます。


そして、ご自身が尊敬されるウイリアム・オスラー博士のこと。
オスラー博士は、30代でやっと授かった長女を幼児期に亡くし、
その後40代で授かった長男を戦争で亡くされたそうです。

子どもが大好きだった博士は、
死が間近に迫っている小さな女の子のところに
1日2回も往診に訪れ、話をしたり人形で遊んだりしていたそうです。
そして、あるとき、その子どもの不安に答えるように、
赤いきれいなバラの花を切って持って行き、
バラの花がどれだけ自分を和ませてくれたか、
生きているものには、それぞれの役目があること、
亡くなったあとにも、みんなの中に生き続けることを
お話されたそうです。
              (平静の心;日野原重明著)


どのお話も、
医師として、人間として、
大変参考になりました。

この講演の後には、
小児がん診療に携わる 医師たちで結成した
オーケストラの指揮をとられ、大喝采でした。


日野原先生のお話は、
過去にも何度か聞いたことがあったはずですが、
これほど涙を流しながら聞いたことはありませんでした。

97歳まで、元気に若々しく、第1線で活躍し続け
しかも、新しいことにも積極的に取り組まれる
日野原先生の姿に 大変感銘を受けました。

読書の秋~冬! 興味がある方は、日野原先生の著書を
読んでみてくださいね~。




長い文を、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

他の報告も、気長にお待ちくださいね






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コメント
この記事へのコメント
こんばんは
とうとう、学会の報告が記事になりましたね~
これで、私のブログに学会の詳細は、
このブログへ…と書けます(笑)

私も、家に帰ってから、ネットで学会のプログラムを見て、
時間の配分が悪いな~なんて、ちょっと思っていました。
(まあ限られた日程の中でやむを得ないのですが)

来年も、千葉で開催されると言うことなので、
今度は某テーマパークにさらに近づくみたいですね。
私としては行きやすいのですが…
と、連休最終日、またC県に行こうか迷っているにゃおたんでした。
2008/11/24(月) 01:45:23 | URL | にゃおたん #taSY0CwU[ 編集]
・・・あとは~・・・
にゃおたんさん。
 メインの学会と、時間がかぶらないように~
 ということからの、講演時間の設定だったのだろうと思います。
 でも、せっかくなら、小児がん経験者に聞かせたかった!
 と、強く思ったのは確かです。
 来年は、聞きたい講演があったら、それに重ならないように
 リーダー会の時間を設定してもらうよう、申し入れた方が良いでしょうね。
 
 あと・・・・、私が書けるのは・・・・、
 私の失敗 その2 くらいですが、
 許してくれますかぁv-236

2008/11/24(月) 12:43:17 | URL | Iせんせい #-[ 編集]
こんばんは
大丈夫だと思いますよ
しろ~さんが、
今までのたまった記事を片付けた後に
きっと書いてくれますから
(いつになるかな~)
2008/11/24(月) 19:42:01 | URL | にゃおたん #taSY0CwU[ 編集]
意見を下さい
寒くなりました。

I先生、40周年記念事業の報告ありがとうございました。

私も日野原先生のお話が聞けて良かったです。
それから、音楽会も最高でした。


スマイルディズと木曜会の皆さんへ

がん対策や支援について、福岡県へ何か要望があったり、こうしてもらうといいなあ~など、意見を下さい。

何でもかまいません。

皆さんの意見を参考に、代弁できることを願ってますので。
2008/11/25(火) 00:07:01 | URL | ビッグママ #-[ 編集]
皆さん、お疲れさまでした

日野原先生が書かれた著書はほとんど読ませて頂きましたが、
長年、命と向き合ってきた方にしか紡ぎだせない深い言葉が並んでいた事を
思い出します。

今度はぜひお話を聞いてみたいですv-398

マ●クのアイドル(?)ドナルドの活動は話に聞いたことがあったんですが、
まさかkurumeでも行われていた事にびっくりv-405

子供達にとっていい思い出になったんでしょうねv-398
2008/11/25(火) 08:44:43 | URL | OKAっPIKI #-[ 編集]
ビックママへ

コーディネーターとして、是非お願いしたい事がありまして・・。

サバイバーの自立に向けた支援の必要性と協力体制の拡大を
お話して頂けるとありがたいです。v-391

(サバイバーの就職の問題、医療費の補助、心理的ケアーの拡大など
小集団では限界がある部分を県及び国の協力が必要であると是非伝えて下さい)

ビックママが常に言っている「サバイバーも必ず自立ができる」
という思いが、少しづつ紡ぎだされてきましたねv-398
2008/11/25(火) 08:59:04 | URL | OKAっPIKI #-[ 編集]
ビッグママさんへ
県外のにゃおたんですが、お願いが、

私の両親はおそらく、当時守る会の存在を、
知らなかったのだと思いますが、
そういうことを相談できる場が限られていたと思います。
なので、本人ももちろんそうですが、
周りの人も相談できる場を充実させてくれればなあと、
(だんだん整いつつあるのは承知ですが)

あとは、がんに限らず、さまざまな悩みを抱えている
子供たちが残念ながら今もいます。その子たちにも役立つような
何かを(それがなんなのか分からないのですが)と
いうことを、私も母校でそういう子たちと一緒だったのものも
ありますが、
とすぐに形にはならないと思いますがよろしくお願いします。
2008/11/26(水) 07:12:48 | URL | にゃおたん #taSY0CwU[ 編集]
コメント ありがとう

OKAPIKI、にゃおたんさん、ありがとう。


サバイバーの自立支援など、どのような方法で持っていけばよいか・・、ある方と検討していきます。


支部会や相談会に新しい患児家族の人が参加して、守る会の存在を知らなかったという言葉を結構耳にします。

これは守る会が、会の存在を社会へ啓発していかなければならない大切な事業の一つだと痛感します。

本部と話し合い、今後に備えるようにしなければなりませんね。

それと、専門的な知識と経験を踏まえたピアサポートも必要な時代になったと思います。


「うさぎとかめ」の童話を思い出しながら、地道にやれることからやって行こうと考えてますので、
みなさん、いろんなことをお知らせください。



I先生へ

サバイバーの自立支援など、具体的なお話がしたいと思い、今朝、先生のところへ伺おうか・・・と、エライ考えていました。

考えていた頃に伺っていたら、ムネリン様が目の前を通過されたかも・・・?。

2008/11/26(水) 19:14:20 | URL | ビッグママ #-[ 編集]
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