小児がんと向きあう方々とともに…
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妄想
2011年05月26日 (木) | 編集 |

ふと、スーパーでの買い物中、妄想にふけった。





僕の手の中にある小銭たちよ…

造幣局でチャリーンと産声をあげてから、

君たちは世代(製造年)を超えて、

肌の色の違いも、大きさも乗り越えて、

ひとつの財布に仲良く収まっている。


たくさんの出会いと別れを繰り返しながら

たくさんの人の手を渡り

月日とともに、東西南北を縦横無尽に旅を重ねて、

時には陶器や金属の頑丈な入れ物(貯金箱)に

長いと何年も幽閉されて、耐え忍ぶ日々もあっただろう。

時には、自動販売機の前に都合悪くある側溝の穴に

落とされて、誰の手も差し伸べられず、

ただただ、隙間から見える外の明かりを見上げて、

忘れ去られる仲間もいるだろう。

もう、どうしようもなく狭くて手の届かないところに

隙間に逃げこんで、行方のわからなくなった仲間もいるだろう。


長い年月を乗り越えた君たちは、痩せて、

丸くなり、若いものたちのギラギラした青春を眺めながら、

自分たちにも、そんな輝いた時代があったな…

と、昔を懐かしんでいるのだろな…





と、ここでレジの番がやってきた。

私は、そんなことを想像しながら、

店員さんに、小銭たちを託した…。


おわり。



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