小児がんと向きあう方々とともに…
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レジリエンス
2011年05月28日 (土) | 編集 |
どもども、しろ~です。

先日の記事の中で、一部抜粋して書かせていただいた

久留米大学病院の小児科の先生方の同門会誌に

Iせんせいからの推薦をいただいて寄稿をさせていただきました。

会誌は毎年発行されているようですが、

今年は レジリエンス がテーマということでした。


さっぱり意味がわかりませんでした。


そこで、ネット調べてみました。

簡単に行って良いものかわかりませんが、

簡単に言うと

困難を乗り越える力=レジリエンス(resilience)

つまり、逆境からの回復力みたいなものでしょうか。


災害などで生態系が破壊されても、乗り越えて

回復していくことも、レジリエンスと言われるようです。


Iせんせいが推薦してくれた理由がなんとなくわかる…。


ということで、書いた本人が自分のブログにも載せてみようと

思い、今日は掲載いたします。


はっきり言って、長文です。

覚悟して読んでください。







「僕と白血病~病いを生き抜くエネルギーへと変えていく~」

1984年、私が小学校1年の秋に、急性リンパ性白血病と診断された。

当時の白血病の生存率は2~3割であり、3年間もの化学療法が必要と告げられ、

家族は絶望感に打ちひしがれた。


当時、世の中の多くの人が、がん=死という捉え方をしている時代で、

大人のがんであっても告知は困難だった。

「志郎にちゃんと告知しないと、乗り越え難い病気なんだよ!」と

二十歳の兄は告知をしたがらない両親と大ゲンカをして説得し、

私に告知することを決意した。


兄は私と同じ目線になって、「お前の病気は、“白血病”と言って、

治療をしないと死ぬ病気だ。これから3年間、痛い検査や、強い薬を使う。

「頑張れるか?」と、目を潤ませながら言った。

私は「死にたくない!」と抱きついた。


化学療法の過酷な治療が始まると副作用は心身を蝕み、

毛の抜け落ちた容姿を見ず知らずの人に馬鹿にされ、

心は度々傷ついた。


両親や見舞い客たちの悲しい視線や、お世話をしてくれる

医療者が病室の前で悲しげにため息をつくのを見てしまったり、

病棟の仲間の容態が悪化したり、亡くなっていく毎に

ますます不安を募らせた。

ついには自分も死ぬのではないかと眠れないようになった。


母はそんな私を見て、仲間の亡くなったときの様子を

私が受け止められるように、ウソをつかず丁寧に

話してくれたが、死の恐怖は拭いきれなかった。


しかし、ある方から「大丈夫だよ!必ず治るよ!」と

真剣に励まされたことをきっかけに、死にたくない!から、

生きていきたい!という気持ちが生まれた。


それからは、病気との向き合い方がネガティブなものから

ポジティブなものへと変わり、自分が仲間や医療のために

貢献できればと思うようになった。


経験の浅いドクターに骨髄穿刺の練習していいよ!

なんて言うこともあった。


そして、3年間の治療を乗り越え、小学校にようやく復学した。

ところが、病気の影響からイジメに遭い、度を過ぎる悪戯は

高校を卒業するまで続いた。


社会人になっても、白血病だったことが就職や恋愛などの

人生の大切なところで私を何度も苦しめた。


「なぜ白血病が治った? こんなにも苦しいのに今もなぜ生きている?

 生きていて俺に一体何が出来るんだ?」悶々と悩み、

鬱になった時期もあり、生きる事への希望を失いかけた。


でもある日、知人から、『病気で悩んでいる人がいるから

会って話をしてもらいたい』と連絡をいただき、

一緒にお会いすることになった。


警戒する様子を見せていた相手の方に、

自分の闘病の話をさせてもらった。 すると別れ際、

『今日は、お話ができてうれしかったです。


健康な人から何を言われても、私にはイヤミにしか聞こえない心に

なっていましたが、あなたと話していたら、

こんなにも気持ちの通じる人がいたんだとわかって

心が楽になったし希望が持てました。

私も自分の心と自分の病気にちゃんと向き合います。

今日は本当にありがとう』

そう言われて、私は心の底から嬉しさがこみ上げてきた。


この出来事を通し、私も再びネガティブな自分から

抜け出すことができ、それから病気で悩んでいる方々に

積極的に話をするようになった。


おかげで、白血病を縁とした多くの出会いがあり、

私は次第に生きていることへ感謝できるようになった。


自分の宿命は、自分にしか果たせない使命に変えられる!

そして、病気そのものが不幸なのではなく、

病気と向き合おうとしない心の弱さが自分を不幸にしていたのだと

気づくことができた。


私は現在、小児がん経験者として

久留米大学病院の小児がん経験者の会

SmileDays(スマイルデイズ)で活動している。


“情熱と行動の九州男児”を名刺の肩書きに、

積極的に小児がんの仲間たちとの対話に

多くの時間を費やしている。


心の変化で病気が生きる糧に変わること、

今の悩みがいつの日か自分にしかできない使命に変わること、

そして、その自分の変化がまわりの人達へと良い影響を与えていくことなど、

今日までの自分が体験して学んだことを時間の許す限り

仲間たちと熱く語っては、自分自身も元気を補充している。


「一生懸命に生き抜いて、出会う人へ希望や勇気、

笑顔を贈りなさい、そして生きた証を1つでも多く残すんだよ!」

今は、白血病がそう言ってくれているようにさえ思える。

白血病の体験は私に大切なことをたくさん学ばせてくれた。

大切な出会いを与えてくれた。

私の生涯を充実した人生へと導いてくれる存在になった。


おわり。





この文を寄稿するにあたり、添削やアドバイスをくれた

友人の文才Yさんに感謝です。


ありがとう。










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妄想
2011年05月26日 (木) | 編集 |

ふと、スーパーでの買い物中、妄想にふけった。





僕の手の中にある小銭たちよ…

造幣局でチャリーンと産声をあげてから、

君たちは世代(製造年)を超えて、

肌の色の違いも、大きさも乗り越えて、

ひとつの財布に仲良く収まっている。


たくさんの出会いと別れを繰り返しながら

たくさんの人の手を渡り

月日とともに、東西南北を縦横無尽に旅を重ねて、

時には陶器や金属の頑丈な入れ物(貯金箱)に

長いと何年も幽閉されて、耐え忍ぶ日々もあっただろう。

時には、自動販売機の前に都合悪くある側溝の穴に

落とされて、誰の手も差し伸べられず、

ただただ、隙間から見える外の明かりを見上げて、

忘れ去られる仲間もいるだろう。

もう、どうしようもなく狭くて手の届かないところに

隙間に逃げこんで、行方のわからなくなった仲間もいるだろう。


長い年月を乗り越えた君たちは、痩せて、

丸くなり、若いものたちのギラギラした青春を眺めながら、

自分たちにも、そんな輝いた時代があったな…

と、昔を懐かしんでいるのだろな…





と、ここでレジの番がやってきた。

私は、そんなことを想像しながら、

店員さんに、小銭たちを託した…。


おわり。




看護学部での講演にて~僕と白血病~
2011年05月24日 (火) | 編集 |

どもども、しろ~です。

本日、福岡市は天神にほど近い

国際医療福祉大学 看護学部3年生の

小児看護方法論の授業で講演をさせていただきました。

お招きくださいました江藤先生、

準備等でお世話になりました大学の先生方も

ありがとうございました。



90分の授業の枠の最初に、私を招いてくださった

担当教諭の江藤先生から、ちょこっとだけご紹介を

いただいて、あとは私に自由に使ってくださいと

お時間をいただきました。


作ったスライド14p程度。

ノー原稿。

でも、私は90分は喋られるのだ。



話があちこちで脱線しまくって、

聞いている方は大変だったかもしれませんが…

でも、スライドに沿って話はした…はず。


マイク持ってると、鼻息がかかって、

マイクがものすごく大きな音で、

ボーボぁー♪って鳴るので、

「鼻息が荒くてごめんなさい」っていうと、

場内大爆笑。

この日、一番の笑いを取ることができました。

まぁ、道化師シロップですから、

笑っていただけるのは嬉しいことです。


スライドで、自己紹介やスマイルデイズの活動をご紹介し、

小児がんと向きあう患児や経験者、家族の苦悩や、

過去に聞いてきた現場の医師や、看護師の立場の

方々の言葉や思いにも触れさせていただき、

仲間たちが治療が済んだあとも、晩期合併症などで

小児がんと生涯向きあって生きていることなどを

お話させていただきました。



そして、最後のほうで、

NHKで今年放送をしていただきました

クラウンシロップの奮闘ドキュメントのDVD

を学生さんに観ていただき、

観終わった後に、バルーンをいくつか作って、

講演は終了しました。


終わった後も、看護学部長先生や、

お世話になりましたみなさまに、

バルーンプレゼントをさせていただきました。


授業の最後に、

15分は残す予定だった時間を

5分オーバーしてしまい、

学生さんたちが10分でバタバタと感想文を

書いていたのが、申し訳なかったと反省。


帰りのバスの中で、いただいた感想文のコピーを

全部、丁寧に読ませていただきました。




まだ、実習に入る前の学生さんたちからは、

講演を聞いてのさまざまな感想をいただきました。

一部抜粋します。


・小児がん経験者の方の話が生で聞けたことが良かった。

・しろ~さんの笑顔に私も笑顔になれました。

・笑顔で話すことの中に、悲しみや困難を乗り越えた強さを感じた。

・経験を最大限に活かして、活動をされてるなの感じた。

・クラウン活動がんばってください!

・話が面白くて、授業が楽しかったです!

・感極まって涙を流してしまった。



などなど。


私がどんな話をしたか…

よく覚えていません。

うそです。

※こどもにウソをついてはいけないと
 授業で言っておきながら…


最後に、学生さんにこんなお話をさせていただきました。


時代の経過とともに、医療も、病院もどんどん変化をしています。

でも、病気と向きあう患者の心のなかに湧いてくる不安や死への恐れは、

ナイチンゲールの時代から、昔も今も変わらないのです。


この世から、病気はけっしてなくなりません。


患者も、家族も、医療者も、みんなが病気と向き合い、

病気から悩んだり、苦しんだりしながら成長をしているのです。

そのことを忘れないでほしいです…と。


私は、つい最近、久留米大学病院の同門会誌に

Iせんせいからの推薦で寄稿をさせていただきました。


その文末を今日の締めに書かせていただきます。


「一生懸命に生き抜いて、出会う人へ希望や勇気、笑顔を贈りなさい、
 そして生きた証を1つでも多く残すんだよ!」

今は、白血病がそう言ってくれているようにさえ思える。
白血病の体験は私に大切なことをたくさん学ばせてくれた。
大切な出会いを与えてくれた。
私の生涯を充実した人生へと導いてくれる存在になった。





今日の学生さんたちの縁も、白血病が与えてくれたのだな…

ありがとう。



追伸

医療・教育機関の先生方、

私でよろしければ講演のご依頼を承ります。


朝日の中をてくてくと
2011年05月20日 (金) | 編集 |



目が覚めて、愛媛県に初上陸です。

大部屋の知らないおっちゃんたちは、
俺のいびきできっと寝られなかったに違いない…。

小鳥がたくさん飛び回る静かな松山の港街。

海は穏やかで、底が覗けるくらいに澄んでいる。

朝日を背中に浴びながら、スーツケースを引きずりながらてくてく歩く。

始発の電車が来るまであと20分。

木造の情緒溢れる駅。
静かに電車を待つ…。

ってか、目の前に停まってる…。

まだ出らんと?
なしかね?
ふなたび
2011年05月19日 (木) | 編集 |
どもども、しろ~です。

いま、私は海の上。
大きな船に乗って。
知らない街へと旅に出る。
大きなスーツケースに、
不思議なものをたくさん詰めて。

明日の朝には知らない街。
私の回りには知らない人だらけ。

今夜の寝床は大部屋で、知らないおっちゃんたちのいびきを聞く。

あぁ、潮風よ。
あぁ、カモメたちよ。

このいびきの合唱をせめて子守唄に変えておくれ…



※しろ~ 周防灘の海上にて携帯から。
ツーショット!
2011年05月18日 (水) | 編集 |
どもどーも、シロップです。

日曜日の最終便の飛行機で深夜に帰宅し、翌朝から普通に仕事。
しかも、大きくて大変な現場で、えらいことしんどいです。

この疲れが抜けるのは、もう少し時間かかるかな…。

久しぶりにツーショットを撮ってもらいました。

さて、寝よっと。

それでは、また。


IMG_1533_640.jpg
マルコ&シロップのツーショット。
ありがとうございました!
2011年05月16日 (月) | 編集 |

どもども、シロップです!

シアタークラウンフェスティバル無事に終了しました!


とても濃くて、楽しくて、素敵な出会いがたくさんあり、

そして、クラウンとしてたくさんのことを学ぶ事ができた

とても貴重な2日間でした。

フェスティバルの内容については、

また改めてご報告します。


お世話になりましたみなさま、応援してくださったみなさま、

クラウンのみなさま、スタッフのみなさま

ありがとうございました!


P・S

本番前夜に、非公開コメントで応援のコメントくださった方、

勇気をもらいました。

本当にありがとうございました!

いよいよです。
2011年05月13日 (金) | 編集 |

どもども、しろ~(シロップ)です。

いま、東京へ行くための準備をしています。

忘れ物が無いか、ものすごく気になります。

※以前、財布を忘れて東京行きの飛行機に乗って、
羽田から出られない痛い目にあってますので…


衣装も、メイクも、着替えも、えっと、えっと、

あれもこれも…財布もOK。

ドキドキしてます。

でも、なぜかIせんせいの方が私よりも

緊張しているそうで…なぜだ!?


舞台に立つのは私なのに…。


とりあえず、いってきます!

明日はめっちゃ早起きしないと。



それでは、

シアタークラウンフェスティバル

頑張ってきます! 

クラウン・シロップ誕生秘話
2011年05月11日 (水) | 編集 |

どもども、シロップです。

最初に言います。

久々の長文ですよ。

覚悟してくださいね。

よろしいでしょうか?


今週末はシアタークラウンフェスティバルの
特別講演のステージに立つので、準備や稽古でもう、
頭の中はぐちゃぐちゃになってるのですが…。

先日も、福岡の天神中央公園でのチャリティー
パフォーマンスをしている合方のマルコさんや、
ジャグラーのみなさま、若手お笑い芸人さんの
パフォーマンスを観ていて、自分のスキルの
薄っぺらさや不器用さに少々嫌気がしました。

でも、そんな気持ちになったときに
必ず手に取るものがあります。

私のウクレレケースに入っている1枚の写真です。

その写真には、私と一緒にKくんという
昨年の7月に小児がんでお星様になった
小学生のお友だちが写っています。

Kくんとは、小児がんの経験者の会の活動で出会いました。

とてもレスポンスのいい、笑顔が素敵なピュアな男の子。
人のボケにも容赦なくツッコミを入れてきます。

Kくんと初めて出会ってから数ヶ月経ったでしょうか…
Iせんせい から彼が末期がんと聞きました。

とてもかわいい彼のことを大好きな私とIせんせい は、
自分たちにできる限りのことをしよう!と心に決めて、
以前来ていただいたクラウンのじゅじゅさん、
ブッチィーさん、びりさんに何度も病院に足を運んでもらって、
彼が笑って喜ぶ姿を楽しく観ていました。

彼が亡くなる前に、ブッチィーさんとびりさんが訪れたのは昨年の春。
クラウンと病院をつなぐコーディーネートを私がしているとお二人から
「しろ~さんもクラウンになりなさい」と強く勧められました。

えええええっ!俺がっすか??

みたいな感じでしたが、

衣装を着て、メイクして、んでもって真顔な二人に囲まれると
そのまま はい! って言ってしまいました…。

それから、クラウンとしての修行を始めました。
まったくできないボールジャグリングから…
3つを投げれるまで2週間かかりました。

それから、衣装を探したり、靴を探したり、バルーン買ったり、
楽器も買ったり、メイク道具も揃えたりと、
もぉお金がかかるかかる…。

んで、不器用ゆえに、ものすごく練習にも時間がかかる。

そんな努力をIせんせい は陰ながら応援してくれました。

Iせんせい は、病床のKくんやお母さんに、
私がクラウン修行をしてることを話してくれました。

すると、Kくんは

「えー!クラウンはメイクも衣装も
 ちゃんとしなきゃダメだよ~!」

って言って、半信半疑の様子。

私は心のなかで、
「わかっとるわい!」っと思いながら、
Kくんが生きているうちに、
彼の前でクラウンデビューしようと
毎日真剣に練習を積みました。

クラウンの名前は何にしよっかな…と
スーパーで買い物しながら考えていたら、
ちょうど目の前にホットケーキのシロップがありました。

しろ~ → しろー → シロー → シロップ 

即決でした。

んで、Iせんせい はKくんに「シロップって名前になるらしいよ!」って言うと、
Kくんは「えーっ!シロップ!? ほんとに? シロップかぁ…」
と何度も私のとぼけた名前を連呼してくれたそうで、
…意外に気に入ってくれたものと勝手に判断しちゃいました。 

しかし、月日がどんどん過ぎると、
彼の容態もみるみるうちに悪化して、
ベッドから降りて、自分で歩くことも
できないような状態になってしまいました。

私は、Kくんに残された時間がわずかなのだと悟りました。
私も、病棟で3年も入院して、たくさん友達を失ったので、
そのシビアな現実を受け止めながら焦っていました。

出来損いのクラウンでもいいから、Kくんの前で
クラウンデビューをするか…と考えていたら、1つ問題が…。

クラウンとしてデビューしても、合方がいないと大変だと思い、
合方も探していました。

タイミングよく、地元の新聞の記事で合方のマルコさんの記事をみつけて、
すぐにコンタクトを取りました。

そして、7月の暑い日の夕方に、マルコさんとお会いして、
事情を話し、私がデビューするにはまだ早いので、
マルコさんだけでもKくんのために病棟へ訪問してくれませんか?
とお願いをして、マルコさんは快諾してくれました。
しかし、マルコさんには先約の予定があるので、
病棟に行けるのは早くても10日後。

Iせんせい にそのことを伝えると、
「それまでは、Kくんも頑張れるかも…」
とIせんせい も、彼の生命力に期待をしていました。

なんとか、間に合ってほしいと…

でも、その翌日。

Iせんせい から電話がありました。
「Kくん亡くなってしまった…ごめんね、間に合わなくて…」

そのときのIせんせい の医者として精一杯を尽くして、
救えなかった命への悲しみに溢れた声は今も鮮明に残っています。

そして、私もたくさん泣きました。

別れの日が来ることをわかっていても、
抑えきれないくらいの悲しみが
私の全身に溢れでてきました…。

ずっと、Kくんのことを気にかけてくれた
ブッチィーさんにも報告をしました。

ブッチィーさんも落胆しながら、私へ

「シロップさん、クラウンをますます
やめるわけにはいかないね…続けなくちゃだよ…」


そう励ましてくれました。

Kくんのお通夜にIせんせい と一緒に弔問に伺いました。

安らかに眠るKくんに
「おつかれさま、そして本当にありがとう!また必ず会おうね…」
頬を撫でて、お別れをしました。

斎場には、Kくんの生前の写真がたくさん飾られていて、
素敵な笑顔がたくさんありました。

そして、私とIせんせい が見つけて一番嬉しかった写真。
クラウンと一緒にキラキラした目で笑うKくんの記念写真でした。

斎場の外で、私とIせんせい は、

悔いが無いかと言われたら、やっぱりあるけど…でも、
できることはやったという気持ちも、ウソではないね…」


そう言いながら、斎場をあとにしました。

そして、Kくんの49日が過ぎて…すっかり秋になり、
私やKくん、仲間たちが長年を過ごしてきた病棟は
老朽化で役目を終えようとしていました。

私はIせんせい へ電話をしました。

「新しい病棟にお引越しをする前に、
 あの病棟にクラウンとして恩返しをさせてほしい」と。


そして…2010年10月13日

合方のマルコさんとクラウンのコンビを組み、
クラウン・マルコ&シロップは誕生しました。

まぁ、緊張と、不慣れなコンビと、私の力不足で
マルコさんに頼りっぱなしの散々な
クラウンデビューではありましたが~。

その後、新聞やTVのドキュメンタリーで
密着取材なんかもありまして、
Kくんとのエピソードが紹介されました。

私のデビュー以降の活動やKくんとのエピソードが
メディアで紹介してもらえたことで、
Kくんのお母さんにも喜んでいただきました。

今も、稽古をしていて、疲れてやる気が無くなってくると、
ウクレレのケースの中から写真を取り出して、
Kくんの顔を見つめると…


「ちゃんと練習しなさいよ!
 こどもたちが待ってるでしょ!」


と、素敵な笑顔で叱ってもらってます。

そして、病棟に入院しているこどもたちも
私の背中を押してくれています。

あと、2ヶ月もすればKくんの1周忌です。
早いものです。
でも、色褪せることはまったくないです。
これを書きながら何度も涙が溢れてきました…。


シアタークラウンフェスティバル2011
クラウンシロップの東京デビュー。
緊張と不安でいっぱいですが…


Kくんに捧げます。

俺、うんと頑張るからさ…
つまらなくてもお願いだから最前列で笑っておくれ



クラウンシロップの誕生秘話でした。

初診を…ちがう、初心を忘れないように綴らせてもらいました。


おしまい


ブログをリニューアル!
2011年05月10日 (火) | 編集 |

どもども、

週末のシアタークラウンフェスティバルで

頭がいっぱいのシロップです。


でも、今夜はどーしてもやっておきたいことが。

ブログのリニューアル!

アクセス数が異常なのは、

私があれこれといじったからです…。


すっきりとして見やすくなったかな?



シアタークラウンフェスティバルで使用する

小道具を東京の会場に宅急便で本日送りました。

無事に届いておくれ~。


Iせんせいに、本番に向けて焦ってると伝えたら、

病棟のこどもたちが応援してるよ~とお返事が。


勇気もらいました。

がんばります!

博多どんたくに行ってきたばい!
2011年05月06日 (金) | 編集 |
どもども、しろ~っぷです!


Iせんせいに1000号目の記事を書いてもらって、

「先越されたぁ~」と思いつつ、

新たな1っ歩のようで、1001号目というのも悪くないですね。



今日は、そんな新たな1っ歩にふさわしい記事を書きたいと思います。



5月3日

福岡では、2日間にわたって開催される

博多どんたくという大きなお祭りの初日でした。

この日は、たくさんの企業や、市民の団体が大勢集まって、

祭り会場のメインストリートをパレードします。


リレー・フォー・ライフなどで集った大人のがん経験者や、

支援者等の呼びかけで、少数ではありましたが、

私たち小児がん経験者・関係者も加わって、

“がんバッテン元気隊”っていう

パレードの列が作られました。

IMG_0002_640_20110506022000.jpg
がんバッテン元気隊のステッカー

各団体は、それぞれハッピや、ブルゾン、

Tシャツなどを揃えているのですが、

私たちは初めてだったので、

そういう事前の用意が出来ていません。


ということで、そんなこともあろうかと

シロップはあらかじめバルーンを注文して、

バルーンでゴールドリボンを作って、

みんなに、身に付けてもらいました。

IMG_1438_640.jpg
元美女二人 w笑w



そして、それぞれ何人かには、

目立つようにバルーンのかぶり物や、

花を持ってもらいました。
IMG_1436_640.jpg


んで、一番目立ったのは、

昨年のにこにこスマイルキャンプで作成した横断幕。

これをみんなで持って、行進をしました。
IMG_1444_640.jpg


ちなみに、シロップは赤い鼻をすっぴんに装着。



いや~、バルーン持ってると目立つこと。


シロップの赤い鼻もとても目立つようで、

沿道の観客のこどもたちから指さされます。

おどけてみせるとウケる!

やっぱ、赤い鼻は効果ありますね。


今回、ビッグママの呼びかけで集まったのですが、

みんな素敵な笑顔でした。


しかしなぜ、このパレードの事が新たな1っ歩にふさわしいのか…


過去を振り返ると、

小児がん経験者たちは自分が小児がんの経験者である

事実を隠し、人目を避ける人が多かったので、

このような大きなお祭りのパレードに進んで参加するなんて、

10年前にいったい誰が想像できたでしょう。



でも、今回はその壁を乗り越えたというか、

ようやくこうして人前に堂々と出て、

啓発活動をする時代になったのだなぁと感じたのです。


パレードも無事に終わり、

ビッグママが食事を御馳走してくださり、

そのあと、私たちはビッグママの経営する

スマイルファーム・夢想園(むそうえん)に

到着しました。


お店の中では、

ボスの犬ことTくん、ものやすくん、おかっPIKIくん
(なつかしい名前ばかりだな…)

が働いていました。
IMG_1455_640.jpg
お店の様子


まぁ~、これまた安いこと!!

特売で、りんご1っ個80円とか、

大きなレタスが一玉100円とか、

すごい安いですこと。


私たちも、お買い物したり、談笑をしたりして、

あっという間に一日が終わりました。



来年は、ちゃんとメイクして、衣装を着て、

クラウンシロップとして、パレードに参加しようかな。



IMG_1443_640.jpg
集合写真。真ん中の方は、福岡市の高島市長さんです。






みどりの日・・・
2011年05月04日 (水) | 編集 |
こんばんは。Iせんせいです

ゴールデンウイーク 真っ只中ですが、

みなさん いかがお過ごしですか

今日は「みどりの日」
Y園の桜の木は、
たくさんの緑の葉っぱで輝いています。
黄砂はかなり飛んでいるようですが、
新緑がとても美しい、気持ちのよい季節ですね。

Iせんせいは、今日水曜日は、
いつもどおりY園でお仕事・・・
明日も祝日で外来がないので、
今日は当直までします。


今日のY園は・・・
外泊している利用者さんもいますし、
面会の方もさすがに多いです。
帰るお母さんとの別れを惜しんで泣く子ども達・・・

いつもの水曜日とは違う時間が流れています


チョコチョコと病棟から呼ばれますが、
今は、当直室で、
4月になって新しく替ったデジタルテレビで
ホークス戦(対楽天)を見ながら、
これを書いています。

楽天戦のときは、ちょっと複雑です。
ホークスに勝ってもらいたいけど、
楽天にもがんばってもらいたい・・・

どっちもがんばれ~

って感じですね


そうそう
いよいよアナログ放送の終了まで、
3ヶ月をきりました!!

って、Iせんせいの自宅のテレビは、
いまだアナログです!

ケーブルテレビがつながっていて、
デジタル放送を見ることはできますが、
縦と横の比率が変わるので、美しくない!!

テレビを買いに行かなきゃ~~!
と、思いつつ、ギリギリのところまで
粘ってしまっています。

う~~ん。

設置してもらう時間も考えつつ、
家電店に行かなくっちゃ



さてさて、今日は、Y園の
お昼ごはんと、晩ご飯を紹介できますね~


今日のお昼ご飯は、
チキンライスでした。
P1030571_640.jpg
 チキンライス
 マセドアンサラダ
 ポタージュスープ


マセドアンサラダって
ポテトサラダみたいな感じだけど~

と、思いながらインターネットで検索!
今回は、Wikipediaにはありませんでしたが、
料理のレシピは紹介されていました。

「マセドアンとは、約1cm角ほどの
サイコロ型に切った食材のことを言います。
いろんな食材が使えてとても便利な上、
マヨネーズとの相性のよさがお子様にも喜ばれる料理です。」

たしかに、ジャガイモもきゅうりも人参も
さいの目状に切られていました。
マヨネーズで和えられて、
子どもも大人も好きな味ですね

えっと、カロリーは・・・
うわぁ  923カロリーです

なんでぇ~

と、思いましたが、
確かに夕方になってもおなかが空かないので、
このカロリーは当たってる感じです

サラダのカロリーも高いのかなぁ・・・


で、今日の夕食
P1030573_640.jpg
 野菜の味噌煮
 チンジャオローズ
 味噌汁
 はりはり漬

野菜たっぷりで、おいしかったです
で・・・、699カロリーです。

昼ごはんと同様に、お腹いっぱいになりましたが、
このカロリー差は、どこから

って、気になるところです。
で、どうこうしようなんて気持ちはまったくありませんが、
どうなんでしょうね



そんなこんなで、Y園も日が暮れてきました。

今日もご馳走様でした~

明日もいい日となりますように



PS.この記事の番号は、なんと1000番
ゲットしちゃいました~

このブログが始まって、6月でまる4年です

記事の中には、下書きで姿を消してしまったものや、
間違って消してしまったもの・・・とかあって、
実際に記事になっているのは、876・・・

それでも、一歩一歩の積み重ねがあって、
ここまで、よく歩いてきたなぁ~

って、思います

なかなか記事が更新されず・・・
ってことも、あるかと思いますが、
これからもよろしくお願いいたします


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