小児がんと向きあう方々とともに…
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雲間の陽射し
2010年01月09日 (土) | 編集 |

こんにちは、しろ~です。

寒い日が続きますね…。

来週は、また寒波がやってくるそうで

この数日、一日中、屋外で仕事をしていたのですが、

そんなときに限って、雪が降って、刺すような寒風が

吹いて…もうっ!!!って感じでした。

そんな中で、目に映る景色や、人々を見ていて

頭に詩が浮かんだので、メモを取りながら貯えていました。


小児がんと闘っている後輩や仲間たちだけでなく、

いま、行き詰っていたり、苦しんでいる人の心に

温もりや、希望が届きますようにと願って、

珍しく詩を書いたので読んでみてください







北から吹く冷たい風

雲は絶えず動き、海は荒々しく、

空は低く薄暗くて小雪が乱れて舞う。

落ち葉は、風に吹かれて旅を続け、

雪たちはアスファルトに、車に、壁に、

私の身体にもぶつかっては、瞬く間に消えていく。


冬の情景は、物悲しくて、切なくて、生命の儚ささえ感じる。


私の目に映る犬や猫、樹木も、

そして人々も寒さを耐えて、

風がやみ、晴れ間から陽射しが降りそそぐ

束の間の温もりを欲している。


春に花を咲かせる樹木たちは、

寒さに耐えながらつぼみを膨らます準備を整える。

彼らの咲かす花が心に深く染みるのは、

私たち人間も、共に冬の寒さを乗り越えたからだろうか…。


いま、私が生きていることへ感謝、喜びを感じられるのは

生きる辛さを乗り越えてこれたから。


日々のいろんな場面でいままで出会った人々の顔が浮かぶ。


悲しんでいないかな? 淋しくないかな? 泣いていないかな?

活き活きと働いてるかな? 笑ってるかな? 幸せかな?


私の顔に雲間を貫いて、暖かい陽射しがふりそそぐ。

あなたにも、この暖かい陽射しは届いていますか?


春は必ず来るよ!

時は人によって違ったとしても、必ず来るんだよ!


暗い街に、冷えた人の心に、隙間なく、優しくふりそそぐ

陽射しの温もりのような自分になりたい。


就職難、受験、病苦、経済苦、自分の弱さと闘っている

私と出会う人みんなへ希望を、笑顔を与えられる自分になりたい。








急性リンパ性白血病を患ってから、早いもので満25年を迎えました。


一小児がん経験者としてしての私は、病気さえしなかったら…と、

自分の境遇を恨んだ日々がありました。


10代、20代、いろんな事が辛くて、たくさん苦労して、

自分の弱さに涙した日々もたくさんありました。


30代になってから…といってもまだ2年足らずですが…

自分を取り巻く世界は激変しました。


例えるとすれば…

10代までは、親の目の届く範囲で安全に出かける日々でした。


20代は、けもの道すら無い、険しくて危なくて暗い森を、

たくさん怪我しながら掻き分けてもがいて歩いた日々でした。


30代になったとき、険しい森を抜け、目の前が大きく開けて、

大きな川に出れた感じがしました。


いまの私は、慣れない手つきでオールを必死に手放さないように、

海を目指して川を下りはじめたように感じます。

この先に何が起こるのか誰も知らない。自分でさえも。

でも、大きな流れに身をゆだねて、船から見える景色は、

20代の時とはまったく違います。


私よりも先に違うルートで海にたどり着いた

先人たちからいろんなアドバイスをもらい、

ふと現れた水先案内人がそっと助けてくれたり、

出会った船と力を合わせて共に難所を乗り越えたり…

といった感じでしょうか。

とてもありがたいことです。


…今年も新しいドラマを共に創るたくさんの方々と出会えますように。







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いのちの詩
2008年12月30日 (火) | 編集 |
こんばんわ。 しろ~です。

年末年始、みなさんもお忙しいでしょうね。

私も毎日ヘトヘトになるほど、忙しいです。

年賀状もまだなーんにも手をつけていません

さてさて。

今回、当ブログへ匿名希望さんから詩が送られてきました。

読んでみると、とてもいい詩でしたので今夜はこの詩を

ご紹介させていただきますね。

匿名希望さん。

素敵な詩をありがとうございました






あなたはいまどこにいますか?

わたしは空を見上げて、あなたを思いだしています。

あなたに会えなくなって、月日はどれだけ経ったでしょうね。

わたしは、いつも何かに問い続けていました。

わたしが感じている

太陽のひざしの温もりをあなたは感じてますか?

わたしが見ている

夜空のキラキラと瞬く星のささやくようなきらめきや

あなたの暗いあしもとを照らす

月の優しいともしびをあなたもみていますか?

わたしの体をすり抜ける風は

わたしの見ている海の波は

あなたのところにも旅していますか?

わたしは…とても長い時間、そんな風に

あなたの存在を遠くにしか感じられなかった…。


でも、今は…

空を見上げて綿のような雲を見るとき、

雄大な緑に溢れる山を見たとき、

ゆるやかに流れる川の水面を覗くとき、

あなたの命はわたしの触れるもの、感じるもの、

すべてに溶け込んでいて、どこにいても

あなたの優しさや、あるはずのない温もり

も感じるし、わたしの心にあなたの声も、笑顔も、

怒った顔だってちゃんと生きています。

そして、わたしがいまあなた感じているように、

わたしの命も、いつの日か、わたしと縁のあった

人たちの心の中に生きていくことでしょうね。


恨まれるような生き方はイヤだから、

「こんなに素敵な人だったのよ」って、そう

語ってもらえるような生き方を

わたしはしていきたい。

この命がこの世界にあるかぎり。






ぽえむ
2008年11月18日 (火) | 編集 |
こんばんわ しろ~です。

小児がん学会の報告もしたいけど、帰ってからも
忙しくて、まだまだ時間がかかりそう。


さて、今日は詩を掲載させていただきたいと思います。

さっそくですが、ぜひ読んでみてください。

       



前に進みたくても進めない
足が前へと進まない
そんな時は誰にだってある
どんだけ目をこすったって
見えない時は見えなくて
落ち込んで
泣きそーになって
ちょっと休憩する


しばらくして顔を上げたら
目の前の景色は変わらないかもしれないけど
あれ?何か幻想的やん?
って思えるかもよ?
目の前にあるのも後ろに続いて来てるのも
紛れも無い私の人生
今がどうであっても変わらない今は無いし
変われない自分じゃない

だったら私を信じてあげよう






辛い時 泣きたい時
誰かがいてくれる
何も言わなくても
じっと側にいて支えてくれる
何気ない事でも
優しい笑顔で和ませてくれる
そんな存在にどれだけ救われるか
どれだけ暖かくなるか
感謝してもしきれない気持ちが
溢れて また泣いて
私はやっぱり幸せ者だって気付かせてもらう

嫌になる事はたくさんある
自分を責める事もよくある
でも、そうじゃなくて
少しづつ 少しづつ
元気を与えられる側になりたい








いかがでしたか?

この2つの詩を書いてくれたのは、小児がん経験者ではありません。

作者は、Akariさんといって、“心の病”と向き合ってる方です。
私の家のちかくのすぐそのへんに住んでる方です。

初めて読ませていただいたときに、
私の胸の中に、いろんな記憶が甦ってきました。

ぜひ、ブログで紹介させてください。

そうお願いしたら、にっこり笑顔でこの詩をくださいました。


小児がん経験者の仲間たちの中には、
“心の病”を患う方たちが、少なくありません。
一時的な短い期間の方も、長く続く方も、波があって、
良いとき、悪いときが繰り返す人だっています。

私も、過去に“心の病”を患っていた一人でした。

Akariさんとの対話で、相手の方の“心の中の痛み”に触れて、
お話を聞くことや、お互いに笑顔が出るまで対話をすることが
重要なのだと学びました。

最近、映画“パッチ・アダムス”を観たり、
いろんな方との対話をするなかで、
大事な共通点があることに気づきました。

「相手に笑いを求めるのではなく、自分が笑いを与えること」

わかっているようで、わかってなかったな…。

そんな気持ちになりました。


寒さが増して、しかめっ面になりがちな今日このごろ。
笑顔がぎこちなくないか、鏡の前で要チェック

明日私と会って、何人の人が笑顔を見せてくれるかな…


Akariさん、ありがとう。




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